書誌事項

映画と「大東亜共栄圏」

岩本憲児編

(日本映画史叢書, 2)

森話社, 2004.6

タイトル別名

映画と大東亜共栄圏

タイトル読み

エイガ ト ダイトウア キョウエイケン

大学図書館所蔵 件 / 218

内容説明・目次

内容説明

共栄か侵略か。日本の対アジア政策に寄りそって、映画も植民地・占領地へと輸出され、あるいは現地製作された。植民地主義の欲望と映画、そしてアジア諸国の反応。

目次

  • アジア主義の幻影—日本映画と大東亜共栄圏
  • 満鉄記録映画と「満州」—異郷支配の視線
  • 抗日救国運動下の上海映画界—満州事変から第二次上海事変へ
  • 上海・南京・北京—東宝文化映画部“大陸都市三部作”の地政学
  • 「大東亜映画」への階段—「大陸映画」試論
  • 映画人たちの「帝国」—「大東亜映画圏」の諸相
  • 戦時下の台湾映画と『サヨンの鐘』
  • 日本植民支配末期の朝鮮と映画政策—『家なき天使』を中心に
  • 一九四〇年文化空間とエノケンの『孫悟空』
  • 漫画映画の笑いと英雄—「桃太郎」と戦争
  • 南方における映画工作—〈鏡〉を前にした「日本映画」
  • ナショナリズムとモダニズム—“あの旗”は撃ち落とされたか?

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ