ヨーロッパ本と書店の物語
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ヨーロッパ本と書店の物語
(平凡社新書, 234)
平凡社, 2004.7
- タイトル読み
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ヨーロッパ ホン ト ショテン ノ モノガタリ
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注記
主要参考文献: p218-225
内容説明・目次
内容説明
ドン・キホーテの妄想を可能にした行商本屋による書物の流通。バルザックが描き出した十九世紀パリ出版業界の闇。二十世紀文学の産婆役をはたしたパリの小さな書店たち…。本はいつの時代も、「文化」と「商品」の二律背反のなかで、たいていは世知辛く、時折華やかな存在を刻んできた。その舞台はもちろん、多様な姿で歴史に現れた書店群。書物と文化、文学を取り巻く麗しい神話と過酷な現実。「本」をめぐる近世〜近代ヨーロッパの多彩なドラマを描く。
目次
- 書物と書店の出現
- 行商本屋の巡回
- ゲーテとイタリアの書店
- 貸本屋の登場
- バルザック『幻滅』の書籍商
- 古本屋の位置
- 三文文士の肖像
- キオスク書店の開店
- ドイツの出版社と書店
- オデオン通りの「本の友書店」
- シェイクスピア・アンド・カンパニイ書店
- ディドロを再考する
「BOOKデータベース」 より