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毒ガス戦と日本軍

吉見義明著

岩波書店, 2004.7

タイトル読み

ドクガスセン ト ニホングン

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注記

注: p301-346

内容説明・目次

内容説明

戦間期と第二次大戦中に本格的毒ガス戦を行った唯一の国日本。しかし政府はその核心部分を認めていない。旧軍資料を中心に、人体実験をともなう開発から一九四五年の敗戦までの主に中国に対する毒ガス戦の展開、戦後のアメリカによる免責や、負の遺産としての国内外の遺棄・廃棄問題まで、日本軍の毒ガス戦の全貌を初めて明らかにする画期的研究。

目次

  • 1 第一次世界大戦の衝撃 一九一五‐一九三〇
  • 2 満州事変と毒ガス問題 一九三一‐一九三六
  • 3 日中戦争の全面化と本格的使用の開始 一九三七‐一九三八
  • 4 恒常化する毒ガス戦 一九三八‐一九四一
  • 5 エスカレートする作戦 一九三九‐一九四一
  • 6 毒ガスの生産
  • 7 抑制された毒ガス戦東南アジア・太平洋戦線 一九四一‐一九四五
  • 8 燼滅戦・殲滅戦下の毒ガス戦 中国戦線 一九四二‐一九四四
  • 9 アメリカの毒ガス戦計画と日本 一九四一‐一九四五
  • 10 敗戦・免責・遺棄・投棄—残された負の遺産

「BOOKデータベース」 より

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