作家論雧 : 島崎藤村から安部公房まで
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書誌事項
作家論雧 : 島崎藤村から安部公房まで
未知谷, 2004.7
- タイトル別名
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作家論集 : 島崎藤村から安部公房まで
- タイトル読み
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サッカロンシュウ : シマザキ トウソン カラ アベ コウボウ マデ
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収録内容
- 島崎藤村 : 時代の刻印
- 森鷗外 : 美醜意識の彼方に
- 永井荷風 : 柔かい袖のかげに
- 志賀直哉 : 批評の基軸として
- 谷崎潤一郎 : 物語の行方
- 井伏鱒二 : 文学史への位置付け
- 小林秀雄 : 批評というライフ・スタイル
- 永井龍男 : 人生の小さな劇的な瞬間
- 平林たい子 : 生命の深き淵から
- 安部公房 : 反物語のアイロニィ
内容説明・目次
内容説明
日本近現代文学のなかから、十人の作家を選びとり、その作品を広く深く読み込むとともに、伝記的・文学的事象を丹念に辿り、時代状況のなかに人間の内奥を等身大に彫りあげて行く。東西の文学を幅広く渉猟し尽くした文壇きっての読み巧者のみがなし得る論攷は—作品『細雪』と谷崎が種本にしたJ・ジョイスの『ユリシーズ』原著との対比のうちに谷崎の技法を読み解く等—、大きなスパンのうちに新たな読み方と作家の横顔を呈示して、読者を惹きつけてやまない全十篇となっている。読み応えのある重厚な論集の誕生といえよう。
目次
- 島崎藤村—時代の刻印
- 森鴎外—美醜意識の彼方に
- 永井荷風—柔かい袖のかげに
- 志賀直哉—批評の基軸として
- 谷崎潤一郎—物語の行方
- 井伏鱒二—文学史への位置付け
- 小林秀雄—批評というライフ・スタイル
- 永井龍男—人生の小さな劇的な瞬間
- 平林たい子—生命の深き淵から
- 安部公房—反物語のアイロニィ
「BOOKデータベース」 より