セックスレスの精神医学

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セックスレスの精神医学

阿部輝夫著

(ちくま新書, 489)

筑摩書房, 2004.9

タイトル読み

セックスレス ノ セイシン イガク

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内容説明・目次

内容説明

セックスレス・カップルが増えている。特に三〇代、四〇代が目立つ。とりわけ気になるのは、かつて例を見なかった男性の「性嫌悪症」が増加していることだ。日本の男たちになにが起きているのか?ストレスによる生命力の減退、人間関係の希薄化、自己愛人間の増加、肉体のリアリティ喪失…様々な仮説はあるが、決定的な要因はわかっていない。本書では、「セックスレス」という言葉を初めて使い定義化した第一人者である精神科医が、豊富な症例をもとに日本人の心とからだを取り巻く病理を探り、処方箋を提示する。

目次

  • 序章 からだに現れる心の病気
  • 第1章 セックスと心の問題
  • 第2章 夜が怖い男たち—男性の性欲相障害
  • 第3章 思いを遂げられない男たち—男性の興奮相障害(ED)
  • 第4章 そして男の悩みは尽きない—男性のオルガスム相障害
  • 第5章 性に苦しむ女たち—女性の性障害
  • 第6章 セックスレスの処方箋—性障害の治療法
  • 終章 心とからだ、そしてパートナーと向かい合う

「BOOKデータベース」 より

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