女性天皇論 : 象徴天皇制とニッポンの未来
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書誌事項
女性天皇論 : 象徴天皇制とニッポンの未来
(朝日選書, 760)
朝日新聞社, 2004.9
- タイトル別名
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女性天皇論 : 象徴天皇制とニッポンの未来
- タイトル読み
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ジョセイ テンノウ ロン : ショウチョウ テンノウセイ ト ニッポン ノ ミライ
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内容説明・目次
内容説明
「女性天皇を論じることは、パンドラの箱を開けることになる。天皇とは何か、天皇制とは何かという根源的な問題にぶつかる」。だから踏み入らずにいた。女性天皇容認論は明治初期から唱えられていた。ところが、第二次大戦後、男女同権の風潮が強まる中でも、皇室典範に皇位継承を男系男子に限定する規定は温存された。はたして、何が女性天皇実現を阻んでいるのか?本書では、数多の文献を渉猟し、男系男子継承の根拠となる「万世一系説」や「女帝『中継ぎ』説」を徹底的に洗い直し、象徴天皇制そのものが抱える矛盾点をつぶさに検証、摘出する。「お世継ぎ」問題をきっかけに噴出した感情的賛否両論を排し、迫り来る「皇室の危機」に対する現実的解決策を提言。
目次
- 序 新しい視座からの探求
- 第1章 雅子妃「お疲れ」問題の深層
- 第2章 矛盾を抱えてスタートした象徴天皇制
- 第3章 女性天皇が排除された理由
- 第4章 女帝の世紀
- 第5章 女系がつないだ皇統の隙間
- 第6章 つくられた万世一系
- 第7章 危機に立つ最古のシステム
- 第8章 皇室典範改正試案と憲法の今後
「BOOKデータベース」 より