物語られる時間
著者
書誌事項
物語られる時間
(時間と物語 / ポール・リクール著 ; 久米博訳, 3)
新曜社, 2004.8
- : 新装版
- タイトル別名
-
Le temps raconté
- タイトル読み
-
モノガタラレル ジカン
大学図書館所蔵 件 / 全130件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献: p508-527
内容説明・目次
内容説明
時間は物語のかたちで分節されるに応じて人間的な時間となり、物語は時間的実存の条件となる時にその完全な意味に到達する…。カントやハイデガーなどの時間論に胚胎するアポリアを、“物語的自己同一性”の概念によって豊饒な解決に導く。
目次
- 第1篇 時間性のアポリア論(魂の時間と世界の時間—アウグスティヌスとアリストテレスの論争;直観的時間か不可視の時間か—フッサール対カント;時間性、歴史性、時間内部性—ハイデガーと“通俗的”時間概念)
- 第2篇 物語の詩学—歴史・フィクション・時間(生きられる時間と普遍的時間のあいだ—歴史的時間;フィクションと、時間についての想像的変化;歴史的過去の実在性;テクストの世界と読者の世界;歴史とフィクションの交叉;ヘーゲルを断念する;歴史意識の解釈学へむけて)
「BOOKデータベース」 より