住まいと家族をめぐる物語
著者
書誌事項
住まいと家族をめぐる物語
(集英社新書, 0263B)
集英社, 2004.10
- タイトル別名
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住まいと家族をめぐる物語 : 男の家、女の家、性別のない部屋
- タイトル読み
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スマイ ト カゾク オ メグル モノガタリ
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注記
主な引用・参考文献と映像資料: p210-222
戦後住宅史年表: p170-174
内容説明・目次
内容説明
家父長が家のすべてをとりしきった「男の家」があった。昼間は不在の男たちに替わって主婦が管理する「女の家」があった。そして、家族それぞれが自分だけの「部屋」を作り、個別の生活を営みはじめた。男の家や女の家があり、やがて性別の希薄な住まいが生まれ、ワンルームの時代へと移りかわる。高齢者や子どもの居場所はどこにあるのか?本書は身近な住まいと街に刻まれている日本近・現代一四〇年の歴史を緻密に読み解きながら、これらの疑問に対して、けっして悲観的ではないアプローチを試みる。
目次
- 家族と住まいの移り変わり
- 複数のアドレス、そしてメールアドレス
- 「いろり端のある家」は「男の家」
- 長屋には長屋の歴史がある
- 旧二重構造の成立—「いろり端のある家」と「茶の間のある家」の二重構造
- 戦争と住宅
- 敗戦と住宅
- 占領期マンガの女主人公たちのお家—ベビサン、ブロンディ、そしてサザエさん
- 公団住宅は「女の家」のはじまり
- 2DK・団地からニュータウンへ
- 新二重構造の成立
- ここからは「性別のない部屋」?
- まとめのマトリックス
- 住むことは生きること
「BOOKデータベース」 より