風景画の出現
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風景画の出現
(岩波セミナーブックス, S1 . ヨーロッパ美術史講義||ヨーロッパ ビジュツシ コウギ)
岩波書店, 2004.10
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フウケイガ ノ シュツゲン
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Note
引用した文献: 巻末p11-13
さらなる読書のための風景画全般に関する文献および個別作品研究のための文献: 巻末p14-23
作品年表: 巻末p24-31
Description and Table of Contents
Description
一七世紀ヨーロッパにおける風景画の出現は、美術史のなかでどのような意味を持つのだろうか。絵画の画面から人物が消えてゆくプロセスを、古代ローマの壁画から、中世末期の壁画・板絵・写本画・タペストリーを経て、アルトドルファーの板絵までつぶさに見ながらたどってゆくことで、「純粋な風景画」が芽生える長い道程が解き明かされる。ユニークな視点による西洋美術入門。
Table of Contents
- 古代ローマ
- 古代末期・中世初期
- 中世盛期
- ジョットおよびアッシージのフランチェスコ伝壁画
- ドゥッチオ
- ロレンツェッティ
- ピュセルとその工房
- ピュセル以後ランブール兄弟以前のフランス
- ランブール兄弟の『ベリー公の美しき時祷書』
- トレントの「鷲の塔」の壁画
- 『タクイヌム・サニターティス
- 〈月暦詩〉
- ランブール兄弟の『ベリー公のいとも豪華なる時祷書』
- 『トリノ時祷書』
- ファン・アイク兄弟
- 〈ブルゴーニュのマリアの画家〉
- パティニュール
- アルトドルファー
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