市場原理が医療を亡ぼす : アメリカの失敗

書誌事項

市場原理が医療を亡ぼす : アメリカの失敗

李啓充著

医学書院, 2004.10

タイトル別名

医療を亡ぼす :市場原理が : アメリカの失敗

タイトル読み

シジョウ ゲンリ ガ イリョウ オ ホロボス : アメリカ ノ シッパイ

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内容説明・目次

内容説明

頻発する株式会社病院の「犯罪」、財力に基づく凄惨な医療差別…、市場原理の下で、米国医療はどうゆがめられてきたか?!米国の事例を紹介しつつ、「混合診療解禁」、「医療機関経営への株式会社の参入容認」など、医療における「ビジネス・チャンスの創出」を目論む勢力が主導する改革論議に警鐘を鳴らす。これを読まずして医療改革は語れない。

目次

  • 第1部 市場原理の失敗—反面教師としての米国医療(ウォール・ストリート・メディシン—株式会社病院の「犯罪」;シンデレラ・メディシン—無保険者残酷物語;利害の抵触—コーポレート・グリード(企業の欲望)がゆがめる医療倫理;神の委員会—公正な医療資源の配分をめざして ほか)
  • 第2部 医療制度改革がめざすべきもの—銭勘定でない改革論議のススメ(日本の医療費は過剰か?;先送りされる高齢者医療保険制度の改革;市場原理の導入は日本の医療を救うか?;保険者機能強化は日本の医療を救うか? ほか)

「BOOKデータベース」 より

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