和紙の源流 : 東洋手すき紙の多彩な伝統

書誌事項

和紙の源流 : 東洋手すき紙の多彩な伝統

久米康生著

岩波書店, 2004.10

タイトル別名

和紙の源流 : 東洋手すき紙の多彩な伝統

タイトル読み

ワシ ノ ゲンリュウ : トウヨウ テスキガミ ノ タサイ ナ デントウ

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注記

主要参考文献: p257-258

内容説明・目次

内容説明

手すきによってつくられる日本の紙「和紙」は、その品質・風合いなどから世界的にも高い評価を受けている。東洋に伝わる手すき紙の伝統のなかで、とくに中国大陸や朝鮮半島との文化交流を通じて、和紙はどのように形づくられ、独自の発展を遂げるに至ったのか。海外の文献や現地での調査報告などをもとに、和紙の源流をさぐる。

目次

  • 第1部 紙の誕生と手すき技法の発達—中国・朝鮮からみる(遺跡から出土した古代紙—漢・魏晋南北朝代;造紙術の発展と多様化する用途—隋・唐代;原料としての「竹」の登場—宋・元代;工場生産方式の萌芽—明・清代;中国少数民族の暮らしのなかで;朝鮮への伝播と独自の技法)
  • 第2部 和紙—日本における手すき紙(渡来人がもたらした紙つくり;中世武家社会と「和紙」の形成;町人社会の生活物資としての紙;近代の和紙つくり—機械すきとの競合のなかで)
  • おわりに アジア各地の手すき紙をたずねて(東南アジア;インド周辺;シルクロードに沿って)

「BOOKデータベース」 より

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