自ら逝ったあなた、遺された私 : 家族の自死と向きあう
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自ら逝ったあなた、遺された私 : 家族の自死と向きあう
(朝日選書, 764)
朝日新聞社, 2004.11
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自ら逝ったあなた遺された私 : 家族の自死と向きあう
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ミズカラ イッタ アナタ ノコサレタ ワタクシ : カゾク ノ ジシ ト ムキアウ
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Note
監修: 平山正実
参考文献: p250-253
Description and Table of Contents
Description
不況を背景に、近年増加する「自死」。「なぜ?」「どうして?」。遺された家族は、答えの永遠にでない疑問にからめとられ、悲嘆のどん底に突き落とされる。「自死は弱い人間のするもの」「恥ずべきこと」という社会の偏見や、「あの時きちんと話を聞いていれば」という自身の罪責感、そして「元気を出して」「早く忘れなさい」といった人々の何気ないひとことが、さらに彼らを追い詰めていく。「自死」であるがために、遺族は口をつぐみ、社会に背を向けてしまいがちだ。絶望の末に、あとを追おうとする人も少なくない。しかし、彼らには生きる権利がある。引き裂かれんばかりの心の行き場はどこにあるのか?周囲の人間はどう支えればよいか?遺族が人生を取り戻すために、遺族自身と彼らを支える人々に知ってほしいことがある。
Table of Contents
- 愛する人の「自死」
- 1 遺族の声(信仰が私の人生を変えた;私はなにに負い目を感じていたのだろう;こんなにも激しい闘いが続くとは思わなかった ほか)
- 2 グリーフワーク(悲嘆のプロセス;グリーフワーク実践編;「分かち合い」のすすめ)
- 3 「自死」が遺すもの(自死遺族に注がれるまなざし;自死者の心理;遺族にどう接すればよいか ほか)
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