思考を鍛える論文入門
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書誌事項
思考を鍛える論文入門
(ちくま新書, 504)
筑摩書房, 2004.11
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シコウ オ キタエル ロンブン ニュウモン
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思考を鍛える論文入門
2004.11.
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思考を鍛える論文入門
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注記
引用参照資料: p228-231
内容説明・目次
内容説明
ニューヨーク同時多発テロ以後の一連の事件は、現代を生きる私たちにとって、実存にかかわる痛切な問題といえる。これと連関するかのように、二〇〇一年前後の大学入試論文問題は、西欧とアジア、南北の格差、グローバリズム、文化相対主義といったテーマをめぐって出題されてきた。ここに、日本の戦後責任を問い、歴史における主体性を問うといったテーマが加わり、あたかも現代思想のミニ舞台の観を呈している。このような状況を踏まえ、倫理とは何かを問いかけながら、論理力と思考力、そして書く力をいかにして身につけるかの指針を示す。受験生、大学生、社会人のための論文入門。
目次
- 第1章 アジアとは何か—世界地図の一部「『アジア』とは、どの範囲か」
- 第2章 イエスと準イエス—埴谷雄高『隠された無限』
- 第3章 倫理の開始点—小林秀雄『本居宣長』
- 第4章 人間の残忍性—ニーチェ『善悪の彼岸』
- 第5章 二元論をどう超えるか—加藤典洋『敗戦後論』
- 第6章 精神の原型へ—吉本隆明『アフリカ的段階について』
「BOOKデータベース」 より