韓国仮面劇 : その歴史と原理
著者
書誌事項
韓国仮面劇 : その歴史と原理
(韓国の学術と文化, 18)
法政大学出版局, 2004.10
- タイトル別名
-
한국 가면극 : 그 역사와 원리
Korean mask drama : history and structural principles
韓国仮面劇 : その歴史と原理
- タイトル読み
-
カンコク カメンゲキ : ソノ レキシ ト ゲンリ
大学図書館所蔵 件 / 全175件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
欧文書名は標題紙裏による
解題(野村伸一. p475-494)に記載されている原タイトル(誤植): 한국 가면국 : 그 역사와 원리
原著(説話堂, 1998)の改訳
参考文献: p467-474
内容説明・目次
内容説明
中世末の朝鮮社会の中で生まれ、民衆文化に深く根を下して今日まで脈々と継承されてきた仮面劇(タルチュム)の歴史的展開と分布、その担い手を考察しつつ韓国仮面劇の全体像をさぐる。朝鮮王朝時代にソウルを中心に活動していた下層芸人集団・〓人(パニン)が「山台仮面劇」の担い手であることを明らかにするなど、芸能と民俗文化(祭り、儀礼、巫俗等)とのかかわりにおいて仮面劇の成立を探るとともに、台詞や劇形式の構造分析にまで及ぶ。さらに、日本の能や獅子舞への影響を示唆する有力な手がかりを提供するなど、韓国仮面劇をひろく東アジアの仮面劇の流れの中に位置づけ、アジア民衆のおおらかな芸能の実相を描き出す。
目次
- 第1章 仮面の世界
- 第2章 仮面劇の地域的分布と特徴
- 第3章 仮面劇の歴史
- 第4章 仮面劇の演者
- 第5章 仮面劇と儺礼
- 第6章 仮面劇と巫俗
- 第7章 仮面劇の台詞にみられる言語表現
- 第8章 仮面劇の台詞と歌謡の形成原理
- 第9章 仮面劇の劇形式
- 第10章 獅子あそび
「BOOKデータベース」 より