ロシア・東欧経済論
著者
書誌事項
ロシア・東欧経済論
(現代世界経済叢書, 6)
ミネルヴァ書房, 2004.11
- タイトル別名
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ロシア東欧経済論
- タイトル読み
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ロシア ・ トウオウ ケイザイロン
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注記
統計: p266-267
関連年表: p268-269
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
ロシア・東欧諸国は、1989年のベルリンの壁崩壊、1991年のソ連解体を契機として、それぞれに市場経済化、民主化の道を歩み始めた。市場経済移行開始直後にはハイパーインフレーションや大幅な生産の低下など様々な問題に直面したが、2000年にはすべての移行国の経済成長率がプラスに転じ、ロシアとは天然資源の開発を通して、また東欧の国々では欧州連合(EU)への加盟などを通じて、今後、経済関係がさらに強まることが予想される。本書では、市場経済移行のプロセスを分析するだけではなく、その背景にある文化・社会の問題、そしてロシア極東地域や旧ソ連中央アジア地域の経済問題を取り上げるなど、幅広い視点からロシア・東欧諸国の経済を考察する。本書は、このようなロシア・東欧諸国の経済に関心のある読者だけではなく、市場経済移行を通して私たち先進市場経済国の今後の経済を考えようとしている読者にも最適。
目次
- ロシア・東欧経済論とは
- 多様な歴史と文化
- 市場経済移行とは
- 移行経済諸国のマクロ経済
- 国有企業の民営化と企業統治
- 財政・金融制度の改革と現状
- 貿易と国際投資の転換
- 農業改革の進展
- 拡大する地域経済格差
- 顧用・賃金と社会保障
- 東欧のEU加盟
- 中央アジア・コーカサスの新たな課題—資源輸出型発展と重積債務国の拡大の並存
- ロシア極東の経済発展
- グローバリゼーションと移行期経済
「BOOKデータベース」 より