評伝ヘルマン・ヘッセ : 危機の巡礼者

書誌事項

評伝ヘルマン・ヘッセ : 危機の巡礼者

ラルフ・フリードマン著 ; 藤川芳朗訳

草思社, 2004.11

タイトル別名

Hermann Hesse : pilgrim of crisis

評伝ヘルマンヘッセ : 危機の巡礼者

タイトル読み

ヒョウデン ヘルマン ヘッセ : キキ ノ ジュンレイシャ

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内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784794213648

内容説明

1877年、南ドイツのカルフで敬虔派の宣教師の一族に生まれたヘッセは、マウルブロン神学校に入学するも素行不良で退学になり、書店員をつとめたあと『ペーター・カーメンツィント』『車輪の下』で小説家として自立する。結婚とその破綻、第一次大戦とヨーロッパの破壊の中でヘッセはどう生き、どう書いたか。上巻は大戦後と『デーミアン』まで。本書はヘッセ評伝の決定版である。

目次

  • 第1章 少年時代と満たされない心
  • 第2章 新しい人生、その一—書店員から作家へ
  • 第3章 新しい人生、その二—作家とその家庭
  • 第4章 崩壊する牧歌的生活
  • 第5章 危機から戦争へ
巻冊次

下 ISBN 9784794213655

内容説明

大戦後の虚無の中から、二度の離婚の苦境を越えて『シッダールタ』と『荒野の狼』でふたたび読者をとらえたヘッセ。スイスに住み、平和主義をつらぬきながらも、ナチズム台頭と第二次大戦の時代に翻弄されるヘッセ。『ガラス玉遊戯』とノーベル文学賞の受賞。スイス、モンタニョーラでの晩年の生活まで。なぜ爆発的人気を呼んだのかの分析も。

目次

  • 第6章 新しい人生、その三—空想の王国の放浪者
  • 第7章 病める旅人
  • 第8章 象徴としての都市—自己という地獄
  • 第9章 新しい人生、その四—官能から精神へ
  • 第10章 時代に抵抗する要塞として
  • 第11章 最後の新しい人生
  • エピローグ 危機の巡礼者
  • へルマン・ヘッセ概観

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA69801601
  • ISBN
    • 9784794213648
    • 9784794213655
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    2冊
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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