評伝ヘルマン・ヘッセ : 危機の巡礼者
著者
書誌事項
評伝ヘルマン・ヘッセ : 危機の巡礼者
草思社, 2004.11
- 上
- 下
- タイトル別名
-
Hermann Hesse : pilgrim of crisis
評伝ヘルマンヘッセ : 危機の巡礼者
- タイトル読み
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ヒョウデン ヘルマン ヘッセ : キキ ノ ジュンレイシャ
大学図書館所蔵 件 / 全141件
-
大阪公立大学 杉本図書館図書館
上940.278//F46//909011701628866,11702790905,
下940.278//F46//909111701628874,11702790913 -
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内容説明・目次
- 巻冊次
-
上 ISBN 9784794213648
内容説明
1877年、南ドイツのカルフで敬虔派の宣教師の一族に生まれたヘッセは、マウルブロン神学校に入学するも素行不良で退学になり、書店員をつとめたあと『ペーター・カーメンツィント』『車輪の下』で小説家として自立する。結婚とその破綻、第一次大戦とヨーロッパの破壊の中でヘッセはどう生き、どう書いたか。上巻は大戦後と『デーミアン』まで。本書はヘッセ評伝の決定版である。
目次
- 第1章 少年時代と満たされない心
- 第2章 新しい人生、その一—書店員から作家へ
- 第3章 新しい人生、その二—作家とその家庭
- 第4章 崩壊する牧歌的生活
- 第5章 危機から戦争へ
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784794213655
内容説明
大戦後の虚無の中から、二度の離婚の苦境を越えて『シッダールタ』と『荒野の狼』でふたたび読者をとらえたヘッセ。スイスに住み、平和主義をつらぬきながらも、ナチズム台頭と第二次大戦の時代に翻弄されるヘッセ。『ガラス玉遊戯』とノーベル文学賞の受賞。スイス、モンタニョーラでの晩年の生活まで。なぜ爆発的人気を呼んだのかの分析も。
目次
- 第6章 新しい人生、その三—空想の王国の放浪者
- 第7章 病める旅人
- 第8章 象徴としての都市—自己という地獄
- 第9章 新しい人生、その四—官能から精神へ
- 第10章 時代に抵抗する要塞として
- 第11章 最後の新しい人生
- エピローグ 危機の巡礼者
- へルマン・ヘッセ概観
「BOOKデータベース」 より