「お茶」はなぜ女のものになったか : 茶道から見る戦後の家族

書誌事項

「お茶」はなぜ女のものになったか : 茶道から見る戦後の家族

加藤恵津子 [著]

紀伊國屋書店, 2004.12

タイトル別名

お茶はなぜ女のものになったか : 茶道から見る戦後の家族

タイトル読み

オチャ ワ ナゼ オンナ ノ モノ ニ ナッタカ : チャドウ カラ ミル センゴ ノ カゾク

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内容説明・目次

内容説明

そもそもは男性の文化でありながら、現在は圧倒的に女性によって営まれている茶道。いったい何が彼女たちをそれほどまでに惹きつけるのか。「点前」「社中」「お許し」といった基本要素から説き起こし、茶道の「女性化」の経緯をたどりながら、専業主婦を大量に生み出した戦後の家族のあり方、ひいては女性たちの人生のあり様をあざやかに浮かび上がらせる、ユニークな視点からの戦後日本社会論。

目次

  • 第1章 “お茶”の構造(“お茶”の中心としての点前;鍛錬からパフォーマンスへ—“お茶”の三形態 ほか)
  • 第2章 “お茶”の戦後—「総合文化」言説の誕生(戦後の文化ナショナリズム;「総合文化」言説の誕生 ほか)
  • 第3章 「社中」という名のネットワーク(“お茶”と女性ネットワーク;「社中」の成り立ち ほか)
  • 第4章 戦後女性の人生と“お茶”(妻・母と“お茶”;独身女性と“お茶” ほか)

「BOOKデータベース」 より

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