書誌事項

東アジアの冷戦と国家テロリズム : 米日中心の地域秩序の廃絶をめざして

徐勝, 国際シンポジウム「東アジアの冷戦と国家テロリズム」日本事務局編

御茶の水書房, 2004.12

タイトル読み

ヒガシアジア ノ レイセン ト コッカ テロリズム : ベイニチ チュウシン ノ チイキ チツジョ ノ ハイゼツ オ メザシテ

大学図書館所蔵 件 / 95

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献: 論文末

内容説明・目次

内容説明

「2.28事件」「50年代白色テロ」「済州4.3事件」「米軍占領下の犯罪」「光州事件」「吹田・枚方事件」「麗水・順天事件」「軍慰安所」—。冷戦期から今に至る東アジアでの民衆弾圧の歴史に光をあて、禁忌視すらされてきた国家テロリズムの全体像に迫る。1997年以降6回にわたり開催された国際シンポジウム「東アジアの冷戦と国家テロリズム」(後「東アジアの人権と平和」に改名)で蓄積された各国各地域からの報告のエッセンス。

目次

  • 第1章 東アジアの冷戦(日本と台湾、アジアの戦後史の闇;東アジア冷戦と朝鮮における政治的暴力の起源;冷戦時期のアジアにおける人権侵害とその賠償問題;日米安保条約と戦後日本の保守体制;朝鮮半島冷戦体制の形成と韓国の脱植民地化挫折)
  • 第2章 東アジアにおける国家テロリズム(台湾白色テロル;済州島4・3事件;麗水・順天事件;挑戦戦争時期の民間人虐殺;沖縄における国家暴力;日本における国家暴力)
  • 第3章 東アジアの冷戦下における女性問題(占領下の米軍基地買売春と地域;台湾白色テロルと女性;戦争・国家権力と性暴力 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ