ホーソーン・『緋文字』・タペストリー

書誌事項

ホーソーン・『緋文字』・タペストリー

入子文子著

南雲堂, 2004.12

タイトル別名

ホーソーン・緋文字・タペストリー

ホーソーン緋文字タペストリー

タイトル読み

ホーソーン・『ヒモンジ』・タペストリー

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注記

文献一覧: p465-481

内容説明・目次

内容説明

『緋文字』というアメリカ文学の作品に見え隠れする“もの”の姿が、“たましい”の表象として、いかにヨーロッパ=アメリカの精神史の中で鮮やかな光芒を放ち、深い意味をたたえるものであるか。アメリカ文学研究の立脚点を深く掘り下げ、“タペストリー”を軸に中世・ルネサンス以降の豊富な視覚表象の地下水脈を探求する。

目次

  • プロローグ ホーソーンとイギリス・ルネサンス精神史
  • 『緋文字』とルネサンスの文化表象
  • ホーソーンと工芸美術としての“タペストリー”
  • 『緋文字』と“タペストリー”
  • チリングワースのゆくえ—“墓石”の図像を読む
  • “メランコリー”の表象—ルネサンス精神史の新しい展開
  • Mistress Prynne—“罪と罰”の寓意像
  • 『緋文字』とアーサー王伝説に見る女の埋葬
  • “真珠”の図像学(“パールのゆくえ”への新しい考察;『緋文字』を読む新しいコンテクスト)
  • エピローグ ホーソーンと十七世紀ヨーロッパをつなぐもの

「BOOKデータベース」 より

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