楽器と身体 : 市民社会における女性の音楽活動
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楽器と身体 : 市民社会における女性の音楽活動
春秋社, 2004.12
- タイトル別名
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Instrument und Körper : die musizierende Frau in der bürgerlichen Kultur
楽器と身体 : 市民社会における女性の音楽活動
- タイトル読み
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ガッキ ト シンタイ : シミン シャカイ ニオケル ジョセイ ノ オンガク カツドウ
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注記
原著(Frankfurt am Main: Insel, 1991)の抄訳
人名索引: 巻末p2-9
参照雑誌一覧: 巻末p10-13
参照事典一覧: 巻末p14-16
主要参考文献: 巻末p17-21
内容説明・目次
内容説明
ピアノやハープは“女性の楽器”、チェロやクラリネットは“禁じられた楽器”…。男性のまなざしが女性の活動を制限していた近代市民社会のなかで、さまざまなタブーを打ち破り、音楽家としての自立を目指した女性器楽奏者たち。ドイツ市民社会の抑圧と逸脱をとおして見る、もうひとつの音楽史。
目次
- 序 オルガン曲をつくった「女性」、マリアーネ・シュテッヒャー
- 第1部 楽器を奏でる女性と市民階級の礼儀作法(ユンカーとエシュシュトルート—女性にふさわしい楽器についての二つの理論的考察(一七八四年);理想の身体イメージ;女性の生活空間を彩る音楽—楽器の選択と「性別特性」;さまざまな矛盾)
- 第2部 聴衆の前で楽器を奏でる女性たち—一七五〇年から一八五〇年まで(ピアノ;グラスハーモニカ;ハープ;リュート、ギター、その他の撥弦楽器;オルガン;ヴァイオリン;チェロ;フルートとクラリネット;ホルンとトランペット;打楽器;第2部の終わりに)
- 第3部 女性演奏家の活動—その条件と実例(旅する女性演奏家;「神童」という現象;実例;意識と「解放」)
「BOOKデータベース」 より