「単なる生」の哲学 : 生の思想のゆくえ
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「単なる生」の哲学 : 生の思想のゆくえ
(問いの再生, 3)
平凡社, 2005.1
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単なる生の哲学 : 生の思想のゆくえ
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タンナル セイ ノ テツガク : セイ ノ シソウ ノ ユクエ
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Note
引用文献: p168-173
Description and Table of Contents
Description
生きさせ、あるいは死のなかに遺棄する権力のもとで、もっとも剥奪された状態たる「単なる生」、しかしそれはまた、かならず非知の要素を含む、充溢する生の様態を名指すものでもある。その両義性を手放すことなくそこに立脚するとき、新しい生の哲学が始まる。
Table of Contents
- 第1章 生という奇妙な問い(生きること、生かされること;「生」という言葉 ほか)
- 第2章 抵抗する生(生とアルトー;器官に対する闘い;雑踏の生;「彼女は生まれたことがなかった」)
- 第3章 フーコーを読み改める(生物学への一瞥;生物の知の出現 ほか)
- 第4章 みなぎる生の系譜(生物学的な身体感情;世界にみなぎる力の系譜;なぜ器官のない身体か;頭のないひと;還元できないもの)
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