語らないものとの対話
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語らないものとの対話
(韓国の学術と文化, 6 . 私の文化遺産踏査記||ワタクシ ノ ブンカ イサン トウサキ ; 3)
法政大学出版局, 2005.2
- タイトル別名
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My exploration of cultural heritage, 3
私の文化遺産踏査記
語らないものとの対話
- タイトル読み
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カタラナイ モノ トノ タイワ
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注記
欧文タイトルは標題紙裏による
付録: 踏査日程表と案内地図: 巻末[12]p
内容説明・目次
内容説明
主な四つの文化圏を踏査し、今日に生きる韓国の美と心と伝統を掘り下げる。すなわち、扶余・公州などに残る百済の美学、慶州仏国寺が代表する統一新羅の調和美、安東文化圏に立ち込める朝鮮王朝時代の両班文化、智異山周辺などの古刹に息づく山寺の美学。これらのエリアの寺院・書院・仏像・仏塔・墓碑・庭園・古墳・韓屋等々を巡り、その美学と建築的・園林的思考の軌跡を探る。そして、文化遺産を造り、守り、訪ねる人々について語り、落ち着いた心で、旧道を選び、ゆっくり歩いて見ることなど、経験豊かに踏査の方法と鑑賞の心得を説く。全3巻完結。
目次
- 瑞山磨崖仏—その静かな微笑に込められた意味とは
- 求礼〓(えん)谷寺—暮れゆく蟾津江に寄せる詩
- 北部慶北巡礼(義城、安東—「ニッキョ」型〓(せん)塔のふるさとを知っていますか;安東、豊山—「おまえ、サバの塩漬けを食べたことがあるか」;河回、礼山—「兄さん、飲福までが祭祀ですよ」;陶山書院—「あの梅の木に水を与えてやりなさい」;臨河、英陽—「知礼よりは多いでしょう」)
- 益山弥勒寺跡—かなわぬ王都の夢
- 慶州仏国寺(仏国寺の中庭には花畑がない;信じたとは、何を信じたというのか)
- 回想の百済行(ソウル—語らないものとの対話;公州—艇止山の頂に楼台を建てて;扶余—山に丘に咲き誇れ)
「BOOKデータベース」 より