アンデルセン : ある語り手の生涯

書誌事項

アンデルセン : ある語り手の生涯

ジャッキー・ヴォルシュレガー [著] ; 安達まみ訳

岩波書店, 2005.3

タイトル別名

Hans Christian Andersen : the life of a storyteller

タイトル読み

アンデルセン : アル カタリテ ノ ショウガイ

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注記

原著 (London : Penguin Press, 2000) の抄訳

アンデルセンの肖像あり

参考文献: 巻末p1-3

内容説明・目次

内容説明

生誕二〇〇年を迎えた今なお、おとぎ話作家として敬愛をあつめてやまないアンデルセン(一八〇五‐七五)。しかし、日記、書簡、同時代のさまざまな証言を丹念に読み込んでゆくと、そこには、優雅に羽を広げる白鳥ではなく、自分の生涯をも幾度も語りなおしては創りあげる、おどおどしたアヒルの子が顔をのぞかせる。「アヒル小屋で生まれてもいっこうにかまいません。白鳥の卵からかえっていれば、ですが」とつぶやく、みにくいアヒルの子をはじめ、マッチ売りの少女、人魚姫、モミの木、鉛の兵隊など、広く愛されつづける主人公たちをはぐくんだ時代を描き、作品のなかに投影される作者自身の内面の真実にあらたな光をあてた、注目の伝記。

目次

  • 生涯の物語
  • 田園—一八〇五‐一二年
  • 若き喜劇役者どの—一八一二‐一九年
  • 都会—一八一九‐二二年
  • 学校のアラジン—一八二二‐二七年
  • 幻想—一八二七‐三一年
  • わたしの時間は心のもの—一八三一‐三三年
  • イタリア—一八三三‐三五年
  • 最初のおとぎ話—一八三五年
  • 刃を踏んで—一八三六‐三七年〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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