悪戯の愉しみ
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悪戯の愉しみ
(大人の本棚)
みすず書房, 2005.3
- タイトル読み
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イタズラ ノ タノシミ
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内容説明・目次
内容説明
「世の中には、複雑な人間と単純な人間がいる。」「問題のひげというのは、パリでも五指に入るみごとなひげだったと仮定しよう。そしてもう、その話はよそう。」「あつかましさにかけては、医者の右に出るものはあるまい。」こんな書き出しにピンと来たあなたは、もうアレーの世界に足を踏み入れている。アレーは国家、政治、宗教、恋愛、結婚、生死などを笑いの標的にした。ブルトンは『黒いユーモア選集』で、批評性、破壊力がつよいアレーの作品を「エスプリのテロリスム作用」と呼んでいる。日本でも戦前は『新青年』、戦後は渋沢龍彦に熱を上げさせたアレー、没後百年を記念してここにまた、作家山田稔の改訳、新訳とりまぜた名訳でお届けする。
目次
- コラージュ
- キス男
- 小さなブタ
- 静物
- とびきり上等の冗談
- お返し
- 単純な人々
- 親切な恋人
- 夏の愉しみ
- 輝かしいアイデア〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より