書誌事項

キプリング大英帝国の肖像

橋本槇矩, 桑野佳明編著

彩流社, 2005.4

タイトル別名

Kipling

Rudyard Kipling

キプリング : 大英帝国の肖像

タイトル読み

キプリング ダイエイ テイコク ノ ショウゾウ

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注記

文献: 論文末

キプリング文献書誌: 巻末p14-28

内容説明・目次

内容説明

植民地インドに生まれ、帰国後、大流行作家となるも、久しく“帝国主義者”のレッテルを貼られたキプリング。日本キプリング協会の14名の執筆者がさまざまな“読み”を展開し、多面的な作品群に迫る。本邦初のキプリング文献書誌を収録。

目次

  • キプリングの帝国—現実と夢の境界
  • 挑発するキプリング
  • インド表象
  • キプリングの東方幻想
  • アングリシストとオリエンタリストの系譜—W.D.アーノルドからサルマン・ラシュディまで
  • 首をめぐる輪舞—「王になろうとした男」におけるホモエロティックな欲望
  • サロメとキプリング
  • 忠誠と背信のダイアグラム—恐怖と欲望にみる植民地支配の相関力学
  • 帝国の幽霊たち—ホモフォビアとミソジニーの植民地表象
  • 帝国少年のマトリックス—「ブラッシュウッド・ボーイ」再論
  • 中断された復讐—「損なわれた青春」におけるレディ・カストレイ
  • ミツバチは知っている—キプリングの「帝国」の一面
  • キプリングとハガード
  • ハーンのキプリング崇拝—新たな文体を模索して

「BOOKデータベース」 より

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