現代思想としてのギリシア哲学
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現代思想としてのギリシア哲学
(ちくま学芸文庫, [コ-21-1])
筑摩書房, 2005.4
- タイトル読み
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ゲンダイ シソウ トシテノ ギリシア テツガク
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注記
1998年4月講談社より刊行を文庫化したもの
ブックガイド: p332-334
内容説明・目次
内容説明
近代ヨーロッパ文化の源泉であるギリシア哲学は、現代思想に類似した、「神の死」とも言うべき状況の中から発祥したものだった。人間にとって最も根源的な問題といえる「在ることの不思議」に覚醒し、無常や不条理といった否定性を含みこんだまま、二元論を超克しつつ存在驚愕(タウゼマイン)を直視した、タレス、ソクラテス、プラトンら西洋哲学の開祖たち。人類史上画期的な出来事としてのギリシア哲学を、新たな視座から精緻に検討し、現代思想を鍛えなおす。
目次
- 序章 月から落ちてきた眼
- 第1章 哲学誕生の瞬間—タレス
- 第2章 逆説の宇宙—ヘラクレイトス
- 第3章 存在の永遠—パルメニデス
- 第4章 非知の技法—ソクラテス
- 第5章 ギリシアの霊性—プラトン
- 第6章 あたかも最期の日のように—M.アウレリウス
「BOOKデータベース」 より