雇用労働とケアのはざまで : 20カ国母子ひとり親政策の国際比較
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雇用労働とケアのはざまで : 20カ国母子ひとり親政策の国際比較
(Minerva福祉ライブラリー, 79)
ミネルヴァ書房, 2005.4
- タイトル別名
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Lone mothers between paid work and care
- タイトル読み
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コヨウ ロウドウ ト ケア ノ ハザマ デ : 20カコク ボシ ヒトリオヤ セイサク ノ コクサイ ヒカク
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注記
原著 (Ashgate, 2000) の全訳
参考文献目録: p299-317
内容説明・目次
内容説明
福祉国家はどのように女性の社会的権利を形づくり、とりわけ女性の雇用労働とケア提供との関係をいかに構築しているか。本書は、20カ国の雇用労働とケアをめぐる母子家庭に対する政策環境の構造と成果を比較分析するとともに、フェミニストの比較福祉国家研究への新たな方向を示唆する。
目次
- 第1章 福祉国家と女性の市民権—雇用労働とケアをめぐるジレンマ
- 第2章 メインストリームの比較福祉国家研究—レビュー
- 第3章 フェミニスト視点による比較福祉国家研究
- 第4章 福祉国家における女性の雇用労働とケアに対する関係—(母子)ひとり親を分析対象とする理論的根拠と研究方法
- 第5章 国家分類1:「貧困な母親」グループの国々—オーストラリア、アイルランド、ニュージーランド、イギリス
- 第6章 国家分類2:「貧困でない母親」グループの国—オランダ
- 第7章 国家分類3:「貧困な労働者」グループの国々—オーストリア、ドイツ、ギリシャ、イタリア、日本、ルクセンブルク、ポルトガル、スペイン、アメリカ
- 第8章 国家分類4:「貧困でない労働者」グループの国々—ベルギー、デンマーク、フィンランド、フランス、ノルウェー、スウェーデン
- 第9章 雇用労働、ケア、移行期における社会的権利の形態—20カ国の収斂と分岐のパターン
- 第10章 女性の社会的権利とアウトカムの国際的差異—検証結果と今後の課題
「BOOKデータベース」 より