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ジャンケン文明論

李御寧著

(新潮新書, 111)

新潮社, 2005.4

タイトル読み

ジャンケン ブンメイロン

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内容説明・目次

内容説明

誰も勝たない、誰も負けない、東洋独自の循環型の文明—著者はそれを「ジャンケン文明」と呼ぶ。西洋型の近代文明は、二項対立の「コイン投げ文明」であった。だが、そこからはもう「衝突」しか生まれてこない。今こそ東アジアが、日本、韓国、中国の新しい関係を携えて、その独自の文明の豊かさを世界に発するべきではないか…。「拳の文化」をたどり、時代を読み解きながら考える、「共存」のための文明論。

目次

  • 1 なぜいまジャンケンか(切符売り場で考えたこと;冷たい汽車 ほか)
  • 2 手とジャンケンの誕生(隠れたヒゲ;拳の文化史 ほか)
  • 3 ジャンケンの構造(お地蔵さまとのジャンケン;拳と酒の関係論 ほか)
  • 4 コイン投げ型とジャンケン型の文明(ダ・ヴィンチのジャンケン;なぜ石が紙に負けるのか ほか)
  • 5 「三国拳」の新しいアジア文明(東北か北東か;アジアということば ほか)

「BOOKデータベース」 より

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