昭和天皇と立憲君主制の崩壊 : 睦仁・嘉仁から裕仁へ

書誌事項

昭和天皇と立憲君主制の崩壊 : 睦仁・嘉仁から裕仁へ

伊藤之雄著

名古屋大学出版会, 2005.5

タイトル別名

昭和天皇と立憲君主制の崩壊 : 睦仁嘉仁から裕仁へ

タイトル読み

ショウワ テンノウ ト リッケン クンシュセイ ノ ホウカイ : ムツヒト ヨシヒト カラ ヒロヒト エ

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内容説明・目次

内容説明

イギリスの君主との実態比較を踏まえつつ、明治以来の立憲君主制の形成と展開、昭和天皇・宮中・元老・内閣・軍の動向、そして立憲君主制崩壊の政治過程を、当時の法・政治慣行や天皇・皇族の公的イメージにまで立ち入り、あたうかぎり客観的にとらえた渾身の力作。

目次

  • 近代日本の政治慣行と昭和天皇—国際比較の視点から
  • 第1部 天皇・皇族をめぐる政治と制度(立憲君主制の形成と展開—明治天皇から大正天皇・皇太子裕仁へ;政党政治の定着と立憲君主制—摂政裕仁の登場;田中義一内閣と立憲君主制の混迷—明治天皇の理想化と昭和天皇の政治関与;浜口雄幸内閣と立憲君主制の動揺—ロンドン海軍軍縮条約と天皇の調停放棄 ほか)
  • 第2部 天皇・皇族をめぐるイメージ(大正デモクラシーと皇族イメージ;明治天皇の理想化と昭和天皇・皇族イメージ;浜口雄幸内閣期の天皇・皇族イメージ—昭和天皇の軍紀回復への努力;満州事変と天皇・皇族イメージの神秘化)

「BOOKデータベース」 より

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