いのちをもてなす : 環境と医療の現場から
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いのちをもてなす : 環境と医療の現場から
みすず書房, 2005.5
- タイトル読み
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イノチ オ モテナス : カンキョウ ト イリョウ ノ ゲンバ カラ
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内容説明・目次
内容説明
内科医として、保健衛生学徒として、国立環境研究所所長として、長年「いのち」をみつめつづけてきた著者が、人間と環境の生命をトータルにはぐくみ、もてなすための道程を綴る、滋味あふれるエッセイ集。西洋医学のすき間を埋める今日的な統合医療のあり方、認知症(痴呆)老人の不安とケア、人生の終末期に向かう人びとにとっての生きがい、そして地球温暖化問題に現れている、地球という閉鎖系の環境世界—。私たち一人一人の「いのち」から、私たちを生かしている環境の「いのち」まで、自己と生命とのつながりを受けとめ、こころすこやかに生きるヒントがぎっしり詰まった一冊。
目次
- 1 医療がはぐくむ「いのち」(健康と病気を考える18のヒント;あたたかくもてなす—痴呆老人の不安とケア;お年寄りのこころ;痴呆老人とがん疼痛—なぜ痛みを訴えないのか;老人医療と死をみつめて禅の心を思う;「自分」のあり方で決まる死の意味)
- 2 環境がはぐくむ「いのち」(環境問題をどう考えるか;環境と「いのち」—宮沢賢治とアメリカ先住民の環境観に学ぶ;環境と私たち—つながりの世界認識 ほか)
- 3 「いのち」への途上で(保健師さんから学んだこと;ネパールからの便り;アラル海が語ること ほか)
「BOOKデータベース」 より