迫り来る革命 : レーニンを繰り返す
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迫り来る革命 : レーニンを繰り返す
岩波書店, 2005.5
- タイトル別名
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Die Revolution steht bevor : dreizehn Versuche über Lenin
Repeating Lenin
Revolution at the gates : selected writings of Lenin from 1917
- タイトル読み
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セマリクル カクメイ : レーニン オ クリカエス
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注記
その他のタイトルは訳者あとがきによる
内容説明・目次
内容説明
ソヴィエト崩壊とともに評価ががた落ちしたレーニン。「レーニン」は、コミュニズムの「実験」が崩壊し、帝国的グローバリズムが世界を席巻するこの時代にあって、抹消されるべき“取扱注意の参照項”となってしまった。しかし今、われわれはまさにレーニンが直面した状況と本質的に通底する時代に生きているのだ。“八九‐九〇年”の終焉を新たな始源とするために、いまこそレーニンが再通過されねばならない。資本主義社会の新たな展開を前にレーニンの遺産を継承することの意義を説く本書は、反時代の反時代的な再読の勧めに他ならない。
目次
- レーニンの選択—二つの革命の狭間で
- 真理への権利
- 唯物論再論
- スターリン主義の内的偉大
- シューベルトを聴くレーニン
- レーニンは隣人を愛したか?
- 行為への移行から“行為”それ自体へ
- 贖いの暴力
- 純粋政治に抗して
- 信ずるところを知らざればなり
- 「文化資本主義」
- ポスト・ポリティクスに抗して
- 現代イデオロギー
- 控除の政治はあるか?
- 回帰と反復
「BOOKデータベース」 より