世界のなかの日本の哲学
著者
書誌事項
世界のなかの日本の哲学
昭和堂, 2005.6
- タイトル別名
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Japanese philosophy in the world
- タイトル読み
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セカイ ノ ナカ ノ ニホン ノ テツガク
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注記
日本哲学についての研究文献目録: 巻末p[i]-xvii
文献あり
内容説明・目次
内容説明
ハイジック氏は「京都学派の思想家が放つ魅力の一つは、まさに日本の文化で育ったものとして世界の哲学フォーラムに立ち入るという挑戦に取り組んだことである」と述べています。そのような取り組みの歴史と意義について考察すること、そしてそのような試みに対して向けられた批判について考えること、さらには、異なった思想伝統のあいだでいかにして創造的な対話が可能になるのかという原理的な問いをめぐって考察をおこなうこと、そのようなことをこの論文集で実現できればと考えました。そのために本書では、そうした観点から書かれたいくつかの既発表の論文と、いま述べたような問題関心のもとに新しく執筆された論文とを組み合わせて編集しました。
目次
- 1 日本の哲学の場所(日本の哲学の場所—欧米からみた;日本の近代化における哲学について ほか)
- 2 対話と創造(対話と創造—東アジアの中の日本哲学;中国の哲学と日本の哲学との対話 ほか)
- 3 戦争と政治(東西を越えて—アメリカにおける西田の政治哲学の「位置づけ」をめぐって;京都学派と「ファシズム」のレッテル—現代アメリカにおける過度な「政治的な正しさ」の問題 ほか)
- 4 空をめぐって(神の死から意志の大死へ—ポスト・ニーチェの哲学者としての西谷啓治;自己を空ずる神と動的な空 ほか)
「BOOKデータベース」 より