トラウマと未来 : 精神医学における心的因果性

書誌事項

トラウマと未来 : 精神医学における心的因果性

鈴木國文著

(精神科医からのメッセージ)

勉誠出版, 2005.5

タイトル読み

トラウマ ト ミライ : セイシン イガク ニ オケル シンテキ インガセイ

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内容説明・目次

内容説明

フロイトはトラウマやPTSDなど「心的外傷」の問題を人間共通の「心の構造」を解く鍵として提示した。この視点を足がかりに、最新の脳科学、ベンヤミンやラカンの論考を踏まえ、「外なる臓器」としての「シニフィアンの体系」という概念を通してトラウマの真の機能に迫る。

目次

  • 第1章 心的因果性という不思議(トラウマ;鉄道脊椎 ほか)
  • 第2章 脳と心的因果性(「自由」な選択と脳;記憶 ほか)
  • 第3章 「外なる臓器」とW.ベンヤミン(倫理の次元、「Che vuoi?」;“他者”の「謎」と憂うつ、不安 ほか)
  • 第4章 心的因果性における「不安」と「うつ」(フラジリズモ;今日のエディプスは「うざい」と言うか? ほか)
  • 第5章 フロイトの一九一三年(科学すること、信仰すること、精神を病むこと;偶像と芸術 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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