雑兵たちの戦場 : 中世の傭兵と奴隷狩り

書誌事項

雑兵たちの戦場 : 中世の傭兵と奴隷狩り

藤木久志著

(朝日選書, 777)

朝日新聞社, 2005.6

新版

タイトル読み

ゾウヒョウ タチ ノ センジョウ : チュウセイ ノ ヨウヘイ ト ドレイガリ

大学図書館所蔵 件 / 173

この図書・雑誌をさがす

注記

戦国期の災害年表: p287-290

内容説明・目次

内容説明

飢餓と戦争があいついだ日本の戦国時代、英雄たちの戦場は、人と物の掠奪で満ちていた。戦場に繰り広げられる、雑兵たちの奴隷狩り—。まともに耕しても食えない人々にとって、戦場は数すくない稼ぎ場だった。口減らしの戦争、掠奪に立ち向かう戦場の村の必死の営み。やがて、天下統一によって戦場が閉ざされると、人々はアジアの戦場へ、城郭都市の普請場へ、ゴールド・ラッシュの現場へ殺到した。「雑兵たちの戦場」に立つと、意外な戦国社会像が見えてくる。

目次

  • 1 濫妨狼藉の世界(戦国の戦場;朝鮮侵略の戦場 ほか)
  • 2 戦場の雑兵たち(口減らしの戦場;渡り歩く奉公人たち ほか)
  • 3 戦場の村—村の城(城は民衆の避難所;安堵を買う)
  • 4 戦場から都市へ—雑兵たちの行方(浪人停止令;「身分法」と人掃令 ほか)
  • エピローグ—東南アジアの戦場へ

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ