声と現象
著者
書誌事項
声と現象
(ちくま学芸文庫, [テ2-6])
筑摩書房, 2005.6
- タイトル別名
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La voix et le phénomène : introduction au problème du signe dans la phénoménologie de Husserl
声と現象 : フッサールの現象学における記号の問題入門
- タイトル読み
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コエ ト ゲンショウ
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注記
原著第2版 (Presses Universitaires de France, 1998) の翻訳
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
デリダは、フッサールを読むことによって、「読む」とは何か、「書く」とは何かを根底的に考え直した。本書は、フッサールの『論理学研究』(『認識の現象学と認識論のための諸研究』)の第一部「表現と意味」の驚嘆すべき綿密な読解を通して、現象学的批判という方法が「形而上学的企てそのもの」だということを暴き出す。その困難な作業のなかから、「脱構築」「痕跡」「差延」「代補」「エクリチュール」…といった魅力的な「操作子」(言葉でも概念でもない脱構築の道具)が産み出された。後に「たぶん最も愛着を覚えている試論だ」とデリダ自身が言っているその代表作。
目次
- 第1章 記号、いくつかの記号
- 第2章 指標の還元
- 第3章 独語としての意‐味
- 第4章 意‐味と表象=代理
- 第5章 記号と瞬き
- 第7章 沈黙を守る声
- 第7章 根源の代補
「BOOKデータベース」 より