日本古代の貨幣と社会

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日本古代の貨幣と社会

三上喜孝著

吉川弘文館, 2005.7

タイトル読み

ニホン コダイ ノ カヘイ ト シャカイ

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注記

学位論文「日本古代貨幣流通史の研究」 (東京大学大学院人文社会系研究科, 2001年提出) とその後に書いた古代貨幣史に関する論文を一冊にまとめたもの

内容説明・目次

内容説明

和同開珎以前の無文銀銭と富本銭の特質を再検討し、律令国家成立から平安時代の皇朝十二銭、中世の渡来銭流入に至る過程を検証。地域社会の主流であった現物貨幣にも注目し、古代社会の貨幣流通の実態と構造を解明する。

目次

  • 研究の視角と本書の構成
  • 第1部 日本古代における初期貨幣(古代銀銭の再検討;富本銭の再検討;初期貨幣研究の問題点—今村啓爾著『富本銭と謎の銀銭 貨幣誕生の真相』をめぐって ほか)
  • 第2部 律令国家と貨幣流通(律令国家と現物貨幣;地域社会と古代貨幣;平安時代の銭貨流通 ほか)
  • 第3部 古代貨幣から中世貨幣へ(「平安貨幣」としての絹;説話からみた「平安貨幣」—『今昔物語集』と『宇治拾遺物語』の説話の比較から;皇朝銭の終焉と渡来銭のはじまり)
  • 古代貨幣流通の展開過程

「BOOKデータベース」 より

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