萬葉語文研究

著者

• 萬葉語学文学研究会 マンヨウ ゴガク ブンガク ケンキュウカイ

書誌事項

萬葉語文研究

萬葉語学文学研究会編

和泉書院, 2005.3-2018.5

• 第1集
• 第2集
• 第3集
• 第4集
• 第5集
• 第6集
• 第7集
• 第8集
• 第9集
• 第10集
• 第11集
• 第12集
• 特別集

タイトル別名

万葉語文研究

萬葉語文研究 : 井手至博士追悼

タイトル読み

マンヨウ ゴブン ケンキュウ

注記

特別集は井手至博士追悼巻として研究誌全12集終刊(2017.3)後に刊行

文献あり

内容説明・目次

巻冊次

第1集 ISBN 9784757603226

目次

• 万葉集と本草書—「芽子・烏梅」などをめぐって
• 笠女郎歌群をめぐって—文字による歌物語
• 日本書紀の漢語と訓注のあり方をめぐって
• 『古事記』ウケヒ条の構想
• 贈歌としての嘉摩三部作
• 「にほふ」考—『万葉集』における「にほふ」の意味用法をめぐって
• 「公」であること—『古記』所引の漢籍を中心として
• 『万葉集』における序歌と「寄物陳思」歌
• 『出雲国風土記』本文について—上代文献テキストの一面
• 万葉語学文学研究会記録

巻冊次

第3集 ISBN 9784757604223

目次

• 戯奴楽舞
• 万葉集巻一後半部（五四〜八三番歌）の配列について
• 「心もしのに」考究
• 天武天皇御製歌と巻十三の類歌
• 長歌の“見れば”—巻一三・三二三四番歌試論
• 日本書紀の冒頭表現
• 杖—夜刀神伝承をめぐって
• 訓詁の忘却—仙覚テキストの批判と平安朝和歌
• 第二十二回萬葉語学文学研究会報告
• 萬葉語学文学研究会記録

巻冊次

第4集 ISBN 9784757604957

目次

• 山部宿祢赤人が歌六首（巻３・三五七〜三六三）について
• 大伴百代の恋の歌—巻四・五五九歌を中心に
• 「〓（ゆう）乱」改訓考
• 『経国集』巻十三「夜聽擣衣詩」（一五三）攷—その表現と解釈について
• 続日本紀宣命における「治」字の刑罰用法
• 『遊仙窟』本文語彙と和訓—畳語を中心に
• カの接続
• 書記歌謡８５番の「奴底」について—α群の字音表記の在り方から考える
• 「あぢむらこま」から「アヂムラサワキ」へ—４・四八六における訓釈をめぐって

巻冊次

第5集 ISBN 9784757605275

目次

• 紡織の場における求婚—「たなばたつめ」という訓をめぐって
• 丹生女王作歌二首（五五三、五五四）の諧謔性
• 天平勝宝七歳八月の肆宴歌二首—巻二十・四四五二〜五三の性格
• 旅人亡妻挽歌の物語性
• いざ子ども野蒜摘みに（記４３）—大雀命と髪長比売の結婚
• 『万葉集』に見える口語表現—『遊仙窟』と一致する語彙を中心に
• 正倉院文書「造仏所作物帳」七夕詩詩序注解
• 歌木簡その後—あさかやま木簡出現の経緯とその後

巻冊次

第6集 ISBN 9784757605817

目次

• あさなぎ木簡—左書きの意味すること
• 天平期の学制改変と漢字文化を支えた人材
• 宣命の対句表現「進母不知退母不知」の典故
• 『延喜式』祈年祭祝詞における稲の豊穣
• 上代の動詞未然形—制度形成としての文法化
• 卜節にミ語法を含む構文—助詞卜による構文補記
• 二合仮名と略音仮名に両用される字母を巡って
• 「將」と「マサニ」の対応関係について

巻冊次

第7集 ISBN 9784757606005

目次

• 萬葉学会の草創期を振り返る—井手至先生をかこんで
• 「鳥翔成」考
• 万葉集“片仮名訓本”の意義
• 「書物」としての萬葉集古写本—新しい本文研究に向けて（「継色紙」・金沢本萬葉集を通じて）
• 山上憶良「貧窮問答歌」について
• 筑前国風土記逸文（怡土郡）にみる地名起源説話の特徴—仲哀天皇紀との比較から
• 人麻呂長歌の分節
• 書評　八木孝昌著『解析的方法による万葉歌の研究』

巻冊次

第8集 ISBN 9784757606326

目次

• 続　萬葉学会の草創期を振り返る—木下正俊先生をかこんで
• 古事記序文と本文の筆録—表記と用字に関して
• 秋山春山譚—『古事記』中巻末構想論
• 琴歌譜歌謡の構成—「大歌の部」について
• 万葉集の「タヅ」—遣新羅使人歌群の「タヅ」をめぐって
• 正倉院文書の「堪」と「勘」—古代下級官人爪工家麻呂の学習
• 動詞句から複合動詞へ—かざまじりあめふるよの
• 萬葉語学文学研究会記録

巻冊次

第9集 ISBN 9784757606869

目次

• 討論会　古事記の文章法と表記
• 古事記の文章法と表記
• 「ものはてにを」を欠く歌の和歌史における位置づけ
• マシの「反事実」と「非事実」
• 万葉集巻七．一三七五譬喩歌の類にあらずの歌について
• 浦島伝説歌におけるうたい手の設定
• 家持巻十九巻末三首の左注
• 萬葉語学文学研究会記録

巻冊次

第10集 ISBN 9784757607194

目次

• 「うつしおみ」と「うつせみ・うつそみ」考
• 或る汽水湖の記憶—「遊覧布勢水海賦」をめぐって
• 跡見の岡辺の瞿麦の花—歌体の選択
• マシ追考
• 形容姿被覆形・露出形＋「人を表す名詞」の形態と意味

巻冊次

第11集 ISBN 9784757607668

目次

• 『古事記』上巻から中巻への接続—神話から歴史へ
• 古事記中巻の神と天皇
• 『古事記』における「黄泉神」と「黄泉津大神」についての考察
• 『万葉集』の「雪」の歌・「梅」の歌
• 柿本人麻呂「石見相聞歌」第一群長歌序奏部の表現について
• 『遊仙窟』から学んだもの
• 「久語法」の本来

巻冊次

第12集 ISBN 9784757608368

目次

• 萬葉集の字余り—短歌第二・四句等の「五音節目の第二母音」以下のあり方を巡って
• 『肥前国風土記』佐嘉郡郡名起源説話の特質—異伝記載の意図を考える
• 高浜の「嘯」
• 訓詁—「刺」か「判」か
• 暁と夜がらす鳴けど—萬葉集巻七「臨時」歌群への見通し
• 持統六年伊勢行幸歌群の表現史的意義—巻一行幸関連歌の中で
• 中臣宅守と狭野弟上娘子の贈答歌群の表す時間—三七五六歌「月渡る」を中心に
• 『万葉集』における漢字の複用法と文字選択の背景
• カラニ考—上代を中心に
• 上代文献から見る仮名「部」の成立—『万葉集』の「部」の用法を中心に

巻冊次

特別集 ISBN 9784757608788

目次

• 万葉集巻十六と漢語
• 「結果的表現」から見た上代・中古の可能
• 破棄された手紙—下級官人下道主の逡巡
• シニフィアン（ｓｉｇｎｉｆａｎｔ）とシニフィエ（ｓｉｇｎｉｆｉ´ｅ）の関係から考える古代の“訓字”と“仮名”
• 古来風躰抄の萬葉歌—俊成の仮名づかい
• ツル（釣・吊）とナム（並）
• 上代日本語の指示構造素描
• 古事記冒頭部における神々の出現をめぐって
• 高橋虫麻呂の筑波嶺に登りて〓歌会（かがひ）を為る日に作る歌について
• 人麻呂「玉藻」考—水中にも季節があった
• 年初の雪は吉兆か
• あり通ひ仕え奉らむ万代までに—巻十七、境部老麻呂三香原新都賛歌
• 山部宿禰赤人の歌四首—その構成と作歌意図
• 天の香具山の本意—内裏名所百首を中心に
• 万葉集というもの

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

• NII書誌ID(NCID): BA72404053
• ISBN:
  • 4757603223
  • 4757603754
  • 9784757604223
  • 9784757604957
  • 9784757605275
  • 9784757605817
  • 9784757606005
  • 9784757606326
  • 9784757606869
  • 9784757607194
  • 9784757607668
  • 9784757608368
  • 9784757608788
• 出版国コード: ja
• タイトル言語コード: jpn
• 本文言語コード: jpn
• 出版地: 大阪
• ページ数/冊数: 13冊
• 大きさ: 21cm
• 分類:
  • NDC8 : 911.12
  • NDC9 : 911.12
• 件名:
  • BSH : 万葉集
  • BSH : 日本語 -- 古語
  • NDLSH : 万葉集
  • FREE : 井手, 至(1929-)