中国は社会主義で幸せになったのか

書誌事項

中国は社会主義で幸せになったのか

北村稔著

(PHP新書, 358)

PHP研究所, 2005.8

タイトル読み

チュウゴク ワ シャカイ シュギ デ シアワセ ニ ナッタノカ

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注記

関連年表: p244-251

主要参考文献一覧: p252-253

内容説明・目次

内容説明

万人に幸せをもたらす真に豊かで平等な理想社会…中国共産党が歩んだ社会主義革命への道は、目標とは似ても似つかぬ大悲劇を招いてしまった。文化大革命は民衆に夥しい犠牲者を生んだ。改革開放が進んだのちも官僚の汚職が蔓延し、農民への搾取が横行する悲惨な現況。伝統的抑圧からの解放をめざしたはずの共産党は、むしろ伝統の申し子だったのではないか。中華人民共和国は「社会主義の衣を着た封建王朝」—本書が引導を渡す。変わりたくても変われない、逃れようのない“悲劇”への哀悼歌。

目次

  • 序章 中国という悲劇
  • 第1章 虚像の中華人民共和国
  • 第2章 マルクス主義が中国に進入した理由
  • 第3章 なぜ国民党ではなく共産党だったのか
  • 第4章 幸福になれない中国人
  • 終章 中国に社会主義は必要だったのか

「BOOKデータベース」 より

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