韓国のデジタル・デモクラシー
著者
書誌事項
韓国のデジタル・デモクラシー
(集英社新書, 0301A)
集英社, 2005.7
- タイトル別名
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韓国のデジタルデモクラシー
- タイトル読み
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カンコク ノ デジタル デモクラシー
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注記
韓国のメディアに関する年表: p246-249
参考文献: p254
内容説明・目次
内容説明
韓国では現在、世界でも稀有なデジタル・デモクラシーの実践が試みられている。「オーマイニュース」をはじめとするインターネット新聞や「ソプライズ」のような政治批評サイトは、二〇〇三年の廬武鉉政権の誕生や〇四年の大統領弾劾政局に多大な影響を与え、その勢いは、いまや主流メディアであるテレビや大手新聞にも劣らないといわれている。本書は、ネティズン(ネット市民)による電子民主主義文化が隣国で花開いた背景を解き明かしながら、民主化運動の歴史と現在を描いたものである。韓国政治とメディアの「今」を理解するための、コンパクトな一冊。
目次
- 序章 韓国政治でいま何が起きているのか
- 第1章 電子民主主義前史—軍部独裁から権威主義的民主主義へ(一九六〇年代〜九〇年代)
- 第2章 インターネットと大統領選挙—言論権力vsインターネット権力(二〇〇二年)
- 第3章 市民社会の変容—新政権発足下の保守勢力(二〇〇三〜〇四年)
- 第4章 弾劾政局と復活する市民パワー—激化する新聞と放送の対立(二〇〇四年)
- 第5章 オンライン・デモクラシー—韓国政治の現在と未来
- 終章 インターネットは権力か
「BOOKデータベース」 より