哲学者の誕生 : ソクラテスをめぐる人々
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哲学者の誕生 : ソクラテスをめぐる人々
(ちくま新書, 549)
筑摩書房, 2005.8
- Title Transcription
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テツガクシャ ノ タンジョウ : ソクラテス オ メグル ヒトビト
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University of Tsukuba Library, Library on Library and Information Science
081-C44-54910010019512
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関連年表: 巻末pvi-vii
Description and Table of Contents
Description
哲学はソクラテスとともに始まったとされている。だが、著作を何も残さなかったソクラテスが、なぜ「始まり」となったのか。紀元前三九九年の刑死後、ソクラテスとは何者かをめぐってアテナイで政治的緊張が生じ、論争が起こる。そこでソクラテスをめぐって展開された言論活動が、プラトンら遺された人々を哲学の誕生へと促したのである。今なお多くの問いを誘発するソクラテス裁判とその後の事情、そして「ソクラテス文学」として残されている様々な作品や、初めて紹介される断片の読み解きを通して、「哲学」と「哲学者」誕生のプロセスを描く。
Table of Contents
- 第1章 ソクラテスの死—プラトン『パイドン』の語り
- 第2章 ソクラテスと哲学の始まり
- 第3章 ソクラテスの記憶
- 第4章 ソクラテス裁判をめぐる攻防
- 第5章 アルキビアデスの誘惑
- 第6章 日本に渡ったソクラテス
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