シャーマニズムと想像力 : ディドロ、モーツァルト、ゲーテへの衝撃
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シャーマニズムと想像力 : ディドロ、モーツァルト、ゲーテへの衝撃
工作舎, 2005.8
- タイトル別名
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Shamanism and the eighteenth century
シャーマニズムと想像力 : ディドロモーツァルトゲーテへの衝撃
- タイトル読み
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シャーマニズム ト ソウゾウリョク : ディドロ モーツァルト ゲーテ エノ ショウゲキ
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注記
参考文献: p348-364
内容説明・目次
内容説明
シャーマニズムは古代より人々の想像力を刺激してきた。とりわけ、シベリア、グリーンランド、南北アメリカにおいて見聞されたシャーマンの報告書が18世紀のヨーロッパで出版されるようになると、思想、宗教、芸術、医学の面に多大な影響を及ぼしていく。『百科全書』を編纂したディドロを、オルペウスの再来とされたモーツァルトを、そして『ファウスト』を書いたゲーテを、シャーマニズムの観点から捉え直すとき、そこからは従来の研究では見過ごされていた意外な側面が立ち現われてくる—。西洋文化の伏流としてのシャーマニズムに光を当てる画期的な試み。
目次
- 序論 シャーマニズムの衝撃
- 第1部 物語から事実へ—ヨーロッパのシャーマニズム受容(シャーマニズムのパラダイム;一八世紀の探検報告;相互作用・変容・消滅;医学者が見たシャーマニズム)
- 第2部 虚構と空想への回帰—一八世紀芸術とシャーマニズム(ディドロ『ラモーの甥』とロシアの影響;ヘルダーの芸術家シャーマン論;オルペウスの再来、モーツァルト;ゲーテが描いたシャーマンたち;ファウスト、近代のシャーマン)
- 後記 シャーマン学序説
「BOOKデータベース」 より