植物改良への挑戦 : メンデルの法則から遺伝子組換えまで
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植物改良への挑戦 : メンデルの法則から遺伝子組換えまで
培風館, 2005.9
- タイトル読み
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ショクブツ カイリョウ エノ チョウセン : メンデル ノ ホウソク カラ イデンシ クミカエ マデ
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注記
育種学小史--年表: p318-324
参考文献および注: p328-338
内容説明・目次
内容説明
植物改良の歴史は古く、遺伝学の影響を受けて進歩してきた。しかし、当の育種家たちは生涯をかけた仕事の成果を記録としては残そうとせず、寡黙な挑戦者でありつづけた。本書は、植物改良(育種学)の技術が、これまでどのように発展してきたのかを、著者が論文や資料に含まれる断片的な情報をもとに、丹念にまとめあげた渾身の書である。技術を生んだ研究者個人の生涯、技術が生まれたときの社会的背景、学問と技術の歴史的つながりという三つの視点を重視して解説する。
目次
- 第1章 植物改良は自然突然変異と自然交雑の利用からはじまった
- 第2章 メンデルによる遺伝学と近代育種の誕生
- 第3章 プラント・ハンティングから遺伝資源の収集へ
- 第4章 交雑なしで選抜だけによる改良の時代
- 第5章 交雑はいまも植物改良法の主流
- 第6章 トウモロコシの生産を飛躍させた一代雑種育種
- 第7章 遠縁交雑による新作物の創出
- 第8章 遺伝子の乗る染色体を操作する
- 第9章 突然変異を人為的に誘発する
- 第10章 試験管の中での品種改良
- 第11章 論議をよぶ遺伝子の人為操作
「BOOKデータベース」 より