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明治国家の政策と思想

犬塚孝明編

吉川弘文館, 2005.10

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メイジ コッカ ノ セイサク ト シソウ

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Contents of Works

  • 森有礼の外交思想 : 条理外交の論理とその展開 / 犬塚孝明著
  • 明治初年の青木周蔵 : 明治七年前後、木戸派の国家構想 / 西川誠著
  • 明治前期井上馨の政治構想 / 大澤博明著
  • 樺太問題と左院 / 中川壽之著
  • 御親兵の解隊と征韓論政変 / 大島明子著
  • 明治二十二年の内閣官制についての一考察 / 坂本一登著
  • 初期貴族院多額納税者議員の政治的位置づけ : 澤原為綱の活動と多額納税者議員の団体「同志会」 / 小林和幸著
  • 知識の政治資源化 : 近代初期統治エリート形成と能力主義の定義 / 松田宏一郎著
  • 書簡にみる福沢諭吉の「家」意識と近代化構想 / 西澤直子著
  • 志賀重昴の思想 : 「国粋主義」とその変容 / 中野目徹著

Description and Table of Contents

Description

「明治」を創った政治家、官僚、思想家は近代思想をどう摂取し、政策を決定したのか。様々な内政、外交問題から、彼らがどのような理論武装で国家構築に携わったかを描く。政策と思想の観点から提示する、新しい明治国家像。

Table of Contents

  • 1 明治国家形成期の政策主体(森有礼の外交思想—条理外交の論理とその展開;明治初年の青木周蔵—明治七年前後、木戸派の国家構想;明治前期井上馨の政治構想)
  • 2 政策課題と政治過程の展開(樺太問題と左院;御親兵の解隊と征韓論政変;明治二十二年の内閣官制についての一考察 ほか)
  • 3 政治と社会をめぐる思想(知識の政治資源化—近代初期統治エリート形成と能力主義の定義;書簡にみる福沢諭吉の「家」意識と近代化構想;志賀重昂の思想—「国枠主義」とその変容)

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