糖鎖生物学入門
著者
書誌事項
糖鎖生物学入門
化学同人, 2005.11
- タイトル別名
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Introduction to glycobiology
- タイトル読み
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トウサ セイブツガク ニュウモン
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注記
原著(2003年刊)の翻訳
重要な文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
この本は、オックスフォード大学の生物化学課程における学部最終学年の糖鎖生物学の講義から生まれたものであり、学部上級生および大学院初年生が必要とされる内容を満たすことを意図している。研究の過程で糖タンパク質、糖脂質およびそれらの受容体に遭遇する生化学者、細胞生物学者、免疫学者、ウイルス学者を含む、より高度な研究者への、糖鎖生物学分野の有益な入門書にもなりうると考えている。本書は、1〜4章および5〜13章からなる二つの部分に分けられる。最初の部分は、N結合型糖鎖を主要な例として、グリカンの化学的性質およびコンホメーションについて書かれている。第二の部分はグリコシル化の生物学的機能を扱っている。
目次
- 糖鎖生物学概論
- N結合型糖鎖の生合成
- 糖鎖のコンホメーション
- 糖鎖構造の解析方法
- O結合型糖鎖
- 糖脂質と膜タンパク質のグリコシル化
- タンパク質の構造と機能にグリコシル化が及ぼす影響
- 細胞や組織における糖タンパク質輸送
- 細胞接着とシグナル伝達における糖鎖認識
- 動物レクチンの糖認識メカニズム
- 植物、細菌、ウイルスの糖鎖生物学
- グリコシル化と病気
- 糖鎖生物学の未来
「BOOKデータベース」 より