日本語のリズム : 四拍子文化論
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日本語のリズム : 四拍子文化論
(ちくま学芸文庫, [へ-4-3])
筑摩書房, 2005.11
- タイトル読み
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ニホンゴ ノ リズム : ヨンビョウシ ブンカロン
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注記
底本: 1977年講談社刊
内容説明・目次
内容説明
「色は匂へど 散りぬるを」「夏草や つはものどもが 夢の跡」—日本語の韻文の基本が、古来培われた七五調というのはご存じのとおり。五・七・五とくれば交通標語でもピシッと決まって聞こえる。しかし、声に出して心地よく耳にしっくりくるこの七五調の基盤には、ことばの切れ目と間から生まれる4拍子のリズムがあったのだ。日本人の内在律として生き続けてきたこのリズムを見つけ出し、「心地よさ」から日本語のアイデンティティーを探る、スリリングな日本語論。
目次
- 1 七五調はリズムか
- 2 七五調は四拍子
- 3 定型さまざま
- 4 英語俳句のおろかしさ
- 5 自由詩・散文のリズム
- 6 四拍子文化とその根元
「BOOKデータベース」 より