スタール夫人
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スタール夫人
(Century books, . 人と思想||ヒト ト シソウ ; 185)
清水書院, 2005.11
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スタール フジン
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Note
スタール夫人年譜: p211-217
参考文献: p218-223
Description and Table of Contents
Description
フランス革命勃発時の財務総監ジャック=ネッケルの愛娘であるスタール夫人。彼女はロマン主義理論を確立した文学者として、『デルフィーヌ』や『コリーヌ』でヨーロッパに大きな反響を巻き起こした小説家として知られる。しかし夫人は文学ばかりでなく、革命についてを含め、政治・社会・文化の広い領域にわたる著作を残している。その生涯はフランス革命の時期と重なるが、一八世紀サロンで育まれ、激動の革命期を生き抜き、皇帝ナポレオンと対立して追放の憂き目にあう。自由を求めて、レマン湖畔のコペからモスクワを経てロンドンに亡命する。本書は夫人のそうした生涯と思想を、近年の活発なヨーロッパでの研究成果をふまえて、生き生きと描き出した、日本初の著作である。
Table of Contents
- 1 スタール夫人の生涯(サロンの少女;結婚、そして革命;ナポレオンの台頭;亡命の旅路)
- 2 スタール夫人の思想(革命を乗り越えるために;ロマン主義理論の形成;旅する想像力;自由を求めて;スタール夫人の現在)
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