漱石の「明」、漱石の「暗」
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漱石の「明」、漱石の「暗」
みすず書房, 2005.11
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漱石の明漱石の暗
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ソウセキ ノ メイ ソウセキ ノ アン
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Prefectural University of Hiroshima Library and Academic Information Center
910.268||N58110003032
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Description and Table of Contents
Description
徂徠の江戸から漱石の明治を経て西脇順三郎の現代まで、「天」と「ユーウツ」をキーワードにして文学=文明の歴史を問い直す。とりわけ、中心をなす漱石論は、息を詰めるように、ひたすら作品を読み込むことによってその核心に迫った、ユニークな作品=作家論である。いよいよ「暗」を増すかに見える時代にあって、未来の「明」を模索・構想した詩人による渾身のメッセージ。
Table of Contents
- 序詩 通天橋
- いみじき笛は天にあり
- 江戸と西洋
- 『吾輩は猫である』と漱石俳句
- 鴎外と漱石
- 中村真一郎説、明治の作家の日本語との苦闘
- 明治二十年代の俳句を読む
- 『草枕』とはどういう小説か
- 久しぶりの『草枕』
- 『それから』の代助と鈴木志郎康の初期の詩〔ほか〕
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