稲作の起源 : イネ学から考古学への挑戦
著者
書誌事項
稲作の起源 : イネ学から考古学への挑戦
(講談社選書メチエ, 350)
講談社, 2005.12
- タイトル読み
-
イナサク ノ キゲン : イネガク カラ コウコガク エノ チョウセン
大学図書館所蔵 件 / 全197件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
引用文献および引用註: p263-270
内容説明・目次
内容説明
稲作のルーツは焼畑農業ではない。サトイモなど水辺の根菜栽培に起源を持つ、「株分け」栽培から生まれた。イネ学最先端の知見から水田稲作という世界の農業上、最もユニークな農耕発生のメカニズムを解明し、照葉樹林農耕論をはじめとする定説の書き直しを迫る。
目次
- 序章 イネに秘められた私たちの歴史
- 第1章 栽培イネの起源—通説への疑問
- 第2章 それは根栽から始まった—イネ栽培のルーツを探る
- 第3章 根栽農耕への旅—雲南から東南アジアに痕跡をたどる
- 第4章 どのようにしてイネは栽培化されたか
- 第5章 水田稲作と「越」人—タイ語系人のアジア展開
- 第6章 人間の歴史が刻まれたイネの多様性
- 第7章 だれがどのように稲作を日本に
- 終章 水田稲作社会とは何か
「BOOKデータベース」 より