和歌が書かれるとき
著者
書誌事項
和歌が書かれるとき
(和歌をひらく / 浅田徹 [ほか] 編集, 第2巻)
岩波書店, 2005.12
- タイトル読み
-
ワカ ガ カカレル トキ
大学図書館所蔵 件 / 全191件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
その他の編集者: 勝原晴希, 鈴木健一, 花部英雄, 渡部泰明
参考文献あり
内容: 声から紙へ(浅田徹著), 紀貫之の仮名文(神田龍身著), 書くことの呪術(浅田徹著), 高野切の江戸(鈴木淳著), 藤原定家の書の周辺(田中登著), 明恵の自筆草稿を読む(平野多恵著), 能書の家(高橋秀樹著), 元永本の美学(萱のり子著), 浮動するテクスト(徳原茂実著), 表記の戯れ(遠藤邦基著)
内容説明・目次
内容説明
文字で書かれるようになったことで、和歌の文芸としての質は激変した。書くことの呪術性、表記の戯れ、能書の誕生、商品としての書蹟など、歌を「書く」という行為は思いがけない発展を遂げ、時代のなかで多様な意味を獲得していった。書道史・美術史研究の成果とも連携しつつ、和歌における書記の諸相を多角的に分析する。
目次
- 序論 声から紙へ—和歌の宿る場所
- 1 和歌を書くこと(紀貫之の仮名文—偽装の日本語音;書くことの呪術;高野切の江戸)
- 2 和歌を書く人々(藤原定家の書の周辺;明恵の自筆草稿を読む;能書の家)
- 3 元永本古今集を読む(元永本の美学;浮動するテクスト;表記の戯れ)
「BOOKデータベース」 より