書誌事項

源氏物語時空論

河添房江著

東京大学出版会, 2005.12

タイトル別名

Beyond time and space : new essays on the Tale of Genji

タイトル読み

ゲンジ モノガタリ ジクウロン

大学図書館所蔵 件 / 174

注記

欧文タイトルは標題紙裏による

初出一覧: p433-434

内容説明・目次

目次

  • 第1部 『源氏物語』と東アジア交易圏(鴻臚館に行く光る君;『源氏物語』の時空意識—桐壷巻を起点として;唐物と文化的ジェンダー—和と漢のはざまで;紫式部の国際意識)
  • 第2部 メディアとしての唐物(若紫巻の光源氏と唐物—瑠璃壷・金剛子の数珠・黄金;末摘花と唐物—唐櫛笥・秘色・黒貂の皮衣 ほか)
  • 第3部 『源氏物語』の人物と表現(『源氏物語』の比喩と象徴—「光」「光る君」「光る源氏」再考;光源氏の身体と装いをめぐって;六条御息所と謡曲『野官』のドラマトゥルギー—『源氏物語』の人物構造;夕霧の幼な恋;螢巻の物語論と性差)
  • 第4部 『源氏物語』から『夜の寝覚』へ(『夜の寝覚』と『源氏物語』—「寝ざめ」の表現史;『夜の寝覚』と話型—貴種流離の行方;中村本『寝覚物語』の構造;『夜の光に追われて』私論—〈生〉と〈死〉の分界を超えて)
  • 第5部 現代によみがえる『源氏物語』(世界文学としての『源氏物語』;越境する翻訳と現代語訳 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ